Crystal Growing 続編2

以前書いたCrystal Growing 続編1の続き。
5日経過すると容器に固体が付着していた。液体の内部の底にも何か固体らしきものが見える。
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さらに3日経過すると容器に付着した固体の量が多くなった。
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次の日には上から撮ってみた。フラッシュの反射のそばに液体から出っ張った固体が見える。
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さらに一週間経過後、液体から固体が突き出ている。
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成長は水分が蒸発することで起こるらしく、気温が低いのでかなりのんびりである。こっちも観察の間隔が伸びてしまったので、さらに二週間経過後がこちら。容器にへばり付きまくって横からだと中が見辛い。液体の色も濃くなっているので、液体内部の固体を確認することも困難である。
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さらに5日経過したところで、しびれを切らして液体を廃棄。ようやく固体の全貌が明らかに。
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容器を掃除して見やすくして、先行して作った白色のものと比較。結晶の形は随分違う。赤色の方でも透明な結晶の部分が見える。また、その透明な部分は結晶が細長い。色素が入るかどうかで成長の仕方が変わるように推測される。
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ということで、時間だけはかかった実験であった。結果は気温や湿度条件でいろいろ変わりそうではある。もう新たなキットを購入するのは困難なので比較までする気はないが。
 SiCの結晶成長もこんな感じで気軽にできれば良いのだが、成長が難しいのが材料供給側の付加価値に繋がるわけで、もし気軽にできたらすでにコモディティ化してるだろう。という雑感を抱いて今回の実験は終了。

調査結果の記事掲載

我々の調査結果が中日新聞のなんと一面に掲載されちゃいました。とは言っても私の名前は出てません。同僚の平田先生が主体としてなされた仕事ですので、平田先生の名前は出てます。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012042290125058.html
我々が本業としている研究ではないですが、こういう仕事も面白いですね。

何かのために

先に紹介したイノベーションのジレンマの解説だったかどこかに書いてあったが、著者、クレイトン・クリステンセンはいかに多忙な時でも毎週日曜日には教会に行って、困っている人の相談にのっていたらしい。よく知る研究者は子供が小さいころは毎朝明るくなる前から子供の世話をして、その後大学に来て研究をしていたらしい。また、他の研究者は、難病を持つ恋人と結婚をするという決断をした(リチャード・ファインマンにも似たようなエピソード、難病の女性との結婚した話がある)。
 このように研究者として尊敬されるだけの成果を残している人々でも、古典的なサイエンティストのように(このイメージは僕だけ?)研究だけに時間を使うのではなく、他のことに、特に他者に尽くすための時間を持っている場合がある。承認欲求という言葉があるが、人間には誰かに必要とされたいという気持ちがあり、研究や仕事以外にもその欲求を満たすものを作った方が、おそらく長い目で見た場合成果につながることがあるのだろう。もちろん短期的には研究や仕事のみに集中した方が華々しい成果につながる可能性は高いだろう。しかし人生は長い。短期の成果だけで残りの人生ずっと食っていけるわけではない。また、打ち込んでいた研究・仕事がプロジェクト終了などで区切りがついた場合、燃え尽きてしまう可能性がある。なので、十年、二十年というスパンで第一線でいるには、仕事以外の何か、自分が役に立てる場所を持っている方が良いのではないだろうかと、最近思う。単なる自己弁護なのかもしれないが。

一山

また一つ、人生の山を超えてしまったようです。喜びと同時に不安もあり、また周囲の皆様にもしばらくご迷惑をおかけするかと思いますが、今後ともよろしくお願いします。

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Masashi Kato
詳しくは本体のページをご参照ください

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